▲カスタニアの木
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こんにちは、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
こちらウィーンは9月に入って急に肌寒くなりました。
家の近くにあるプラーターの公園では大きな栗の木(カスタニア)の紅葉がはじまり、ますます秋の気配を感じさせてくれます。
カスタニアの木は赤い花、白い花の2種類あって赤い花の木になる栗の実は甘くて食べられるので、たくさんの人が栗拾いに来ています。
▲プラーター公園
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▲プラーター公園
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▲オペラ座外観
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音楽界の方も、長い夏休みが終って9月からシーズンがはじまっています。
先日、今シーズン初のオペラを見るためウィーン国立オペラ座に行って来ました。
ウィーンのオペラ座では、9月から6月までのシーズン中ほぼ毎日オペラやバレエが上演されていて、オーケストラはウィーンフィル、指揮者も歌手も一流で・・・時間さえあれば鑑賞できる環境は本当に恵まれていると思います。座席は約1700席、立ち見席は約550席でたった2ユーロで見られます。
▲オペラ座エントランス
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▲上から見たエントランス
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▲オペラ座客席
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その日の演目はベッリーニの清教徒。メインはソプラノ歌手のグルベローヴァです。
彼女はもう40年以上も第一線・・・どころか最高峰のコロラトゥーラ・ソプラノとして世界各地で歌い続けています。ビロードのようにきめが細かくどこまでものびていく彼女の歌声は圧巻で素晴らしかったです。オーケストラも良かったし、他の歌手も最初から最後まで緊張感があったし、その中で彼女がのびやかに旋律を歌い生き生きとしていて、構成、演出も最高でした。
音楽に限らず、自分に与えられた時間をいっぱいいっぱいに使って、緊張や不安もある中で迷いなく自分を信じて表現する姿は、本当に感動するし美しいと思います。
▲終了後カーテンコール
(向かって左から2番目、白い衣装がグルベローヴァ)
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オペラ座のほかにもウィーンには、ウィーンフィルの本拠地でもあり毎年日本でもおなじみのニューイヤーコンサートが行われる楽友協会、コンチェルトハウス、オペッレタ、オペラが毎日上演されているフォルクスオーパー、アン.デア・ウィーンなど、他にも歴史あるホールがたくさんあります。
また少しずつ、シーズン中に行ったコンサートなどもレポートしていこうと思います。
Last Update: Sep.23,2007
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