東京六稜会の第45回総会が6月7日(金)、千代田区丸の内の皇居お堀端にある東京商工会議所8F「東商スカイルーム」にて開催された。出席者は190名にのぼり、大阪からも中垣校長(六稜同窓会名誉会長)、稲畑六稜同窓会長、山本六稜会副会長、新原事務局長、鎌田先生、福田先生ほか多数ご出席いただいた。
第一部【総会】
午後6時から第一部総会が開始された。司会は83期の上林英雄氏(在校当時応援団長)が担当した。なお、司会は今回から当番期が担当することとなった。
冒頭、事務局から13年度会計報告と東京六稜会役員改選が諮られた。黒岩事務局長(75期)から提案内容の説明があり、原案どおり承認された。
大山利雄東京六稜会会長(56期)の開会挨拶に続き、中垣芳隆北野高等学校校長(東京六稜会名誉会長)にご挨拶いただいた。中垣校長は着任の挨拶のあと、北野高校の現状を校舎改築状況と教育事情の二面から報告。
続いて稲畑勝雄六稜同窓会会長(56期)が挨拶され、同窓会館募金へのさらなるご協力をお願いする旨述べられた。
次に、山本次郎六稜同窓会副委員長・同窓会館建設委員長(62期)からご挨拶があり、同窓会館の建設経過について詳細なご説明をいただいた。
第二部【講演】
『建築の気・品』真銅裕子さん@83期
建築物は、技術的に・性能的に満たされればいいというわけではなく、感動をもたらすものであったり、驚きをもたらすものであったり、心地よさを求めるものでもあり、自分の住まいに洗練さを求める人もいる。商業的施設であれば目立つことも必要となってくる。
こうしたことを総合したところで、「気」と「品」の2つが融合したところに建築があるという意味で、タイトルを「建築の気・品」としたと述べ始められ、建築と環境の関りの視点から建築物の歴史をスライドを使って説明。そのあと、吉羽さんご自身の携わった建築物の紹介を通して、これからの建築物に課せらた問題について論じられた。
第三部は懇親パーティで、当番期代表の挨拶、来賓出席会員のご挨拶があり当番期83期の主導でビンゴゲームで老若男女大いに盛り上がった。
最後は、新会員紹介、新会員代表の挨拶、次期当番期84期の紹介と続き、校歌「六稜の星」を全員で高らかに歌い上げ散会した。
次回総会は、平成15年6月6日(金)午後6時から、同会場(東商スカイルーム)の予定。