午後6時より皇居端の日比谷通りに面した東京商工会議所ビル8階「東商スカイルーム」にて、約180名の出席を得て開催された。
総会の第一部は大山利雄会長(56期)の開会の辞で始まり、第44回総会に先立ち東京地区の新六稜会館の募金委員会が開かれた旨も報告された。
次に、ご来賓の秋田典昭名誉会長(北野高校校長)から母校の近況についてのお話をいただいた。「昨年から大学の先生をお招きして各専門分野毎にセミナーを開いていて、今年は『知的世界への冒険』と題した講座を7つ用意した。大阪大学の講座を受講して高校の単位として認定する高大連携を始めている」など…久方振りに聞く母校の活発な活動に一同、興味深く聞き入った。
引き続き大阪よりご来賓の山本次郎六稜同窓会副会長(62期)から活発な新六稜会館募金活動のご報告があり、一段の協力を要請された。
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第三部の懇親パーティーに移る前に新六稜会館設計者の竹山聖さん(85期)より会館の概要とコンセプトについてわかりやすく説明があった。懇親会場には会館模型とイメージパネルが飾られ、新六稜会館への理解がより深まった。
その後は、参加者お待ちかねの懇親パーティーとなり、当番期の荻原新太郎氏(82期)らの元気な司会のもとに進行した。当日の出席者の最長老で剣道八段の大祢一郎氏(40期)の乾杯の音頭で開始され、たちまちそこかしこで幾つも談笑の輪ができるいつもの賑わいの会となった。ご来賓としてご出席いただいた母校教員の岡田拓史先生、六稜WEBの『われら六稜人』にも取り上げられたテレビCMでもおなじみの日産自動車デザイン部長中村史郎氏(81期)や、映画『ろうしん(老親)』で全国的に有名になった女性映画監督・槙坪多鶴子さん(71期)の姿も見られました。
懐かしく楽しい語らいのうちにお開きの時間がせまり、恒例の新会員紹介に続き、最後は全員で校歌をたからかに歌い、次の総会での再会を楽しみとしてお開きとなった。
次回、総会は2002年6月7日(金)午後6時より同会場(東商スカイルーム)の予定。