日時: | 2003年1月15日(水)11時30分〜14時 |
場所: | 銀座ライオン7丁目店6階 |
内容: | 大山会長挨拶、新原事務局長挨拶に続き 順天堂大学 奥村教授(73期)より「不老と長寿」の演題で講話 |
出席者: | 120名(内65会メンバー 8名) |
興味を引かれた点: |
(1)不老は anti-aging 、長寿は long life で内容は異なる。
若返るためには女性ホルモンを使うが、米国と日本のホルモン
使用量を比較すると日本1に対し米国は200と大きな差がある。
ホルモンを大量に使用すると癌の発生率を高めると言われ、日本では
規制されている。米国はリスクはあっても人生を楽しみたいという
国民性の違いがあるように思われる。
ホルモン使用により、シミ、皺は無くなり、発情までする(夫人が旦那のベッドに入ってくるようなことも起きる)
米国は不老のサイエンス研究が盛んであるが、長寿の保証は無い。
なお、米国やオーストラリア産の牛肉は成長ホルモンを使用しているので柔らかい。
(2)フィンランドで面白い実験をやった。 食時等のコントロールを厳しくするグループ 600人と 全く自由に生活させるグループ 600人を10年間 追跡調査したところ、前者は7〜8名死亡(自殺も含む) したのに対し後者は死亡ゼロであった。 (3)コレステロールは非常に重要で、正常値は無い。 コレステロールは脳みその強い血管を作るので 下げ過ぎは危険。但し、心臓の悪い人は低い方が良い。 |