六稜NEWS-980602

    校舎改築工事、ついに始まる

    reporter:壽榮松正信(74期)+谷 卓司(98期)




      とうとう改築の嘴矢の杭がグランドに打ち込まれた。テニスコートにはプレハブの掘ったて小屋が建ち、バックネットに屹立する歴史の生き証人=大楠の回りを取り囲むかのように、建築資材が無造作に山積みされていた。

      改築第1期の工事は足場組みと諸々の不要な建造物の撤去作業で、6月2日から7月31日までの間に渡って行われるそうである。
      登下校の生徒の安全やその他の工事の都合上、通用門は閉鎖され、六稜草の咲く並木通りにも防塵用フェンスを張り巡らすための杭が等間隔に打ち込まれていた。


      今後この六稜ニュースでは、できる限り定期的に改築工事の進捗をお届けするほか、校内の生徒や先生と合同で校舎改築のメタモルフォーゼ(変態)の様子を記録する撮影会を5年間にわたって継続的に実施する予定です。
      すでに竹林治(67期)氏を通じて富士写真フィルム株式会社より資材(レンズつきフィルム×100台)の提供を受けており、6月7日の文化祭で公式に発表、全校生徒に呼び掛ける段取りになっています。

      なお、少数精鋭で孤軍奮闘中の写真部の諸君も「影響力という意味では自信がないけれど、頑張ってみたい」と意欲満々。ぜひ卒業後も有力スタッフの一員として積極的に関わって欲しいトコロです。

      こうした一連の活動の結果は、その都度WEB上でご報告するほか、未定ではあるが…巷間のギャラリーを借りて「写真展」という形式で発表できる場を持ちたい…という案も現在、検討中です。

      また、WEBの特性を活かしたインタラクティブな試みで「全国六稜人3万有余名」を結ぶような新しい催しを展開できないか…企画を練っているトコロです。ぜひ視聴者のみなさんのアイディアを webmaster までお寄せ下さいますよう、お願い申し上げます。


    Last Update : Jun.3,1998