六稜NEWS-090801
展示の様子
六稜トークリレー【第67回】「針目に込めた女たちの哀しみ」
併設展・芳名帳より(記帳順)
※お名前だけの記帳でコメントの無い方は省略させていただきました。

◎奥田 稔さん(吹田市)
S20、6、24生まれの僕にとって、今日の日本があるのは、まさにこの人たちの尊い生命が大きな犠牲の下にあると思うと、正にある様の身のふるえすらおぼえる。

◎柴田洋子さん(大阪市淀川区)
千人針に込められた命の尊さ、人々の思いに胸が痛くなる想いです。六十年たった今も色が鮮やかなのに感動しました。

◎半井禮子さん(堺市)
戦地の出征中の父のために、千人針に可愛い玉々を縫いつけた思いに胸が熱くなりました。

◎赤松玲子さん(三田市)
高齢者施設で、手の不自由な方々とパッチワークを作り、昨年は東京ドームへ、今年はアメリカへ出展できることになりました。やはり縫い目を見ていただきたくて、写真で裏を写してそれを印刷してプリントしました。また、高齢者からの聞き取りで遺品の調査をしています。本は2冊読ませていただきました。

◎河村都子さん(川西市)
24年前に『暮らしの手帖』に投書させていただきました。今日お話うかがえて本当に嬉しく思いました。ますますのご活躍を念じつつ。

◎坂口敦子さん(大阪市東淀川区)
森南海子様の『千人針』を読みました。千人針を作った女の強さは現代に流れていると思います。ありがとうございました。

◎畑 澄子さん(神戸市東灘区)
女学校の当時を思い出して胸がせつないです。

◎岡本博彦さん(大阪市東住吉区)
千人針の実物を初めて目にしました。さまざまに工夫をこらしたものがあるのに驚かされました。

◎木本牧子さん(高石市)
ありがとうございました。千人針というものをもう少し詳しく教えて頂ければと思いました。

◎岩本裕子さん(大阪市淀川区)
千人針を集めてまわられた熱意とご努力に感嘆いたしました。立派な結晶になりましたね。

◎北村芙佐子さん(池田市)
今日はお話を伺えて、とても良かったです。お元気でね!

◎宇和艶子さん(枚方市)
主人(宇和篤一郎/故人)が同期でした。今は、亡き兄の姿がうかべられました。

◎奥田房代さん(大阪市住吉区)
森様、よく集めていただきました。小さな記事に目がとまり今日、目の前で見られた事、とても感謝です。

◎徳岡良子さん(大阪市淀川区)
戦時中について想像もつかない私が、同じ女性として当時の方たちの気持ちを少しでも感じとれて良かったです。

◎加藤 舞さん(埼玉県狭山市)
貴重なものを見せていただきました。祖父も持って戦場に出ていたのか、今となってはもう聞くことはできませんが、知りたいと思いました。

◎祢宣知江子さん(大阪市生野区)
私、昭和六年生まれ。千人針みてなみだでる。

◎池川靖子さん(摂津市)
兄の出征の時に近所の方々に縫って頂き、その当時のことが思いだされます。

◎木村光子さん(大阪府三島郡)
祈願の尊さが身にしみて感じさせられました。

◎西田知子さん(大阪府)
古いものがきちんと保存されていて、驚きました。

◎森本増枝さん(神戸市)
千人針、聞いたことはありますが、実際どんなものかこの目で見たくて来させて頂きました。ありがとうございました。

◎飯田 幸さん(大阪市西淀川区)
小学生のころ耳にした。実際、拝見するのは初めて。よく出来ているのにおどろきです。

◎中村千里さん(大阪市北区)
初めて見てていねいに作っているなと思った。

◎諸島(牛込)博子さん(池田市)
兄2人が中学校から入りました。今日は上の兄の誕生日です。よい記念になりました。

◎諸島 章さん(池田市)
戦時中の事を色々思いだし、涙しました。

◎島林三郎さん(大阪市城東区)
私も戦前派の一人。往時がしのばれます。

◎中西万依さん(西宮市)
丁寧に縫われた一針一針を見ると、喜んで送り出した人なんて、本当はいないのだということが伝わってきた。戦地でこの布に触れた兵士の気持ちはいかばかりだろう。

◎脇本菜摘さん(奈良市)
いろんな想いを感じました。

◎徳岡永子さん(大阪市淀川区)
破れている布とかあって、戦争の大変さを実感しました。

◎窪田美和さん(豊中市)
昭和17年生まれの私には見るのも聞くのも初めて。感動しました。

◎森下弘子さん(大阪市西淀川区)
子供の頃(S9年生)の街角の風景が思い出されました。白い布が汗じみて茶色に変色したり、破れたりした中に戦争の兵士の苦労がしのばれ涙が出ました。

◎西田真大さん(茨木市)
これだけ思いが詰まったものを身につけていたらきっと安心だろうなぁと思った。

◎福場澄子さん(豊中市)
国民学校6年の頃、授業中よく千人針がまわってきました。その時は「千人針優先で授業そっちのけでもよい」ということになっていました。「♪橋のたもとで街かどで…」という千人針の歌は現在でも時折歌います。悲しい歌です。

◎牛込進一さん(尼崎市)
戦場におもむく軍人の気概と共に銃後の守りの家族の思いが千人針に伝わっています。

◎佐藤明子さん(大阪市鶴見区)
「千人針」という言葉は以前から知っておりましたが、実物を見るのは初めてです。各々の方の想いがこめられているものなのですね。森先生が千人針を集めていらっしゃるのは、何かで情報として知っていましたが、こんなにたくさんあったとは!!

◎大西 明さん・美智代さん(大阪市鶴見区)
夫婦で見に来ました。感動すると共に改めて戦争の悲惨を感じました。読売新聞気流欄に投稿したいと思います。

◎岡田良子さん(豊中市)
出征する兄の為に、女学生の私は街頭に立って千人針を作りました。感無量、涙溢れました。

◎山根カズヱさん(神戸市)
出征した兄のために家族全員で、また村全体の方が集まり千人針作りに明け暮れました。去りし日を思い浮かべてます。

◎太田道子さん(大阪市西淀川区)
初めて「千人針」みせて頂きました。多くの命がムダになったのか。今、世界中に早く早く平和が来ますように!

◎松木タツ子さん(大阪市淀川区)
当時を偲び涙のみでした。ありがとうございました。

◎藤田ゆかりさん(東大阪市)
「千人針」を見て、当時どんな思いで女性たちは一糸一糸縫ったのかと思うと、胸が痛くなりました。こんな千人針を作る世の中になってはいけないと思います。平和という言葉に甘えきっている“今”、改めて世の中に向けてもっと訴えてほしいです。


Last Update: Aug.10,2009