六稜NEWS-090321
第5回シンガポール六稜会
reporter : 白石由美(90期)+大木賀惠(106期)
シンガポール六稜会は2008年 3月、当地在住で87期の山口登さんの呼びかけにより発足しました。約2.5万人を数えるといわれるシンガポール在留日本人コミュニティーでも、大学の同窓会というものは耳にすれども、高校のそれは大変珍しいのではないかと思われます。発足当初5名だったメンバーは、様々な呼びかけにより少しずつ 増えていき、現在71期から106期にかけての10名余りとなっております。ゆくゆくは当地を代表するシャングリラホテルのボールルームを借り切って開催できる日を夢見ていますが、現在はこのコンパクトな規模を活かして四半期に一度集合し、アットホームな空気の中で北野の今昔を語らう形で親交を深めております。
発足から約一年が経った去る3月21日夕刻、 赤道直下の日本料理屋にて鍋を囲みながら第五回シンガポール六稜会が催されました。メンバーの最大年齢差が30歳を超えるにもかかわらず、国語の田上先生、数学の御堂岡先生といった恩師の先生方の思い出話に花が咲き、書道の阿部先生に至っては90歳を超えられた現在も合気道の師範としてご活躍され、なんと昨年は合気道の御指導並びに演舞のために来星されていたとのことでした。 北野の制服を着て旧校舎の一角で語り合っている、時折そんな気分になると共に、世代と国境を超えた六稜の『輪』の広がりを感じさせる会合でした。
駐在員として当地に在住されているメンバーが多いため、日本への帰国や他国への転勤等、出会いと別れの多いシンガポール六稜会ですが、海外で六稜の名の許に集えることは大きな喜びです。もしシンガポールに居られながら今まで会のことをご存じなかった方、またこれから当地に来られる方が居られましたら、是非ご一報頂ければと思います(+65-67747359)。
Last Update: Jun.16,2009