行列のできる就活相談所 reporter:中西 岳@106期 12月1日に行われた六稜トークリレーDXに同期の炭崎君と参加しました。主目的は山田五郎氏の講演だったのですが、二部に行われた就活相談所・異業種交流会が、意外と面白かったので、これに絞って報告させていただきます。 私自身が高校・大学時代に就職についてあまり深く考えておらず、社会に出て大変苦労したので(今でも苦労していますが……)、今の学生さんには、同じ轍は踏んで欲しくないなぁとの感が少なからずありました。そんな折、トークリレーが行われるちょっと前に高校1年生向けの「キャリアガイダンス」が行われ、これに炭崎君が講師役として参加していたのを知り、ちょっと羨ましく思っていました。と言うわけで、この就活相談所・異業種交流会も同じようなことが出来るのでは?と思い、密かに期待していました。 一部の講演が終わり、各業種別に集まれるようにセットが組み直され、まず自己紹介から始まり、それからいろいろと職業についてQ&Aが進みました。私のいた「メーカ1」には、初めは理系の学生さんがいたのですが、話を聞くとあまり「ものづくり」に進む予定は無いようで、「うーん、やっぱりものづくりは人気ないなぁ」と……。 でも次第に、別のエリアから(なぜか)男子学生さんばかりが来てくれて、それなりに自分のやっている仕事や、苦労したことを説明しました。ただ、今考えると自分で熱弁振るっていただけで、相手にうまく伝わったかどうか……。 感想としては、学生さんの参加が意外に多かったこと。一部の講演を聴いたらみんな帰ってしまうのかなー、と思っていたのですが、帰る人は全くおらず、意気込みを感じました。一方で、直接生の声を伝えるべき30代前半の出席が少なかったのが残念でした。 これが終わったあと、当然のごとく炭崎君としょんべん横丁で一杯やりながら、「就職ってむずいよなー」「あんとき(当時は超氷河期だった)と今じゃ、就職の状況も違うしなー」「でも、俺ら学生のときに、あんな講演なんか行かんかったよなー。来るだけでも十分積極性あるでー」「俺らのやってる仕事って、そう簡単には説明できへんでー。今でも何やってるかよう分からんし」と語りつつ、夜の十三・2軒目に消えていくのでした。 |