六稜NEWS-071201
六稜トークリレー【第48回】
行列のできる就活相談所

reporter:疇地郁子+吉野英知@114期


今回私は初めてFR(Fresh-Rikuryo)委員会スタッフとして企画運営側に参加させていただき、最初は先輩方に囲まれ緊張の連続でしたが、第二部は就活イベントということで、就活生代表としての私の意見を目一杯聞きだしてくださり、とても楽しく貴重な経験になりました。
 就活生は何を求めているのかと考えた結果、私の強い希望により前回までの名刺交換会とは少し形を変え、今回は各業界別にブースを分けての名刺交換会となりました。しかし、提案はしてみたものの、実際に動いてくださったのは先輩方で、当日は社会人の方々は多忙にも関わらず多数の方がご参加くださり、北野生の繋がりの強さと後輩を思いやる優しさに感激し、イベントを無事に終えることができた今は本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 当日が近づくにつれ、自分の言い出したことが着々と進んでいく現実を目の前に、普段は社会人の方と接する機会がほとんどなく狭い社会で生活していた私は、どのような結果になるのか全く予想ができず、正直なところ内心は期待よりも不安でいっぱいでした。
 今回のトークリレーDXに参加して自分でも驚くほど視野が広くなり、終わった時の満足感は本当に凄いものでした。最後になりましたが、FRの先輩方を初め今回のイベントにご参加くださいました皆様に心よりお礼申し上げます。(疇地)

若手の会員に同窓会への興味を持ってもらうには、どんなことをすればよいのか。FRのみならず昨今の六稜同窓会全体が抱えている危機意識に対して、一つの試みとして、トークリレーの場をお借りして、若手の「仕事選び」をテーマとした異業種交流会を企画致しました。
 大学生が持つ将来への不安、若手社会人が欲する見識や人脈、自身の経験を伝えたいという先輩方の熱い気持ち。100名を優に超える、世代も仕事も異なる初対面の人達がそれぞれに「仕事」をテーマに熱く議論をする光景は、既存の表現が思いつかない、新しい同窓会スタイルの到来を感じさせるものでした。参加者からは予想以上の反響をいただきました。ご参加戴いた皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
 一方で、今回がはじめてということもあり、業種や年代の多様性が限られていたこと、特に20代・30代の若手社会人の方にもっと多く参加戴きたかったことなど、課題も見つかりました。多くの方から期待を込めた次回への改善点なども頂戴しました。
 今回、予想以上に多くの方にご参加戴いたことで、若手は興味がないのではなく同窓会への参画の仕方がわからなかったのではないか、そして異なる世代に人脈を広げていきたいと感じる方が世代を問わず非常に多い、ということに改めて気がつかされました。同窓会の益々の発展にあたり、人と人とをつなげる同窓会本来の価値を高めていく必要性を再認識した次第です。(吉野)


Last Update: Dec.20,2007