六稜NEWS-071110
母校「大学セミナー」に11人の若手卒業生が協力
講師一覧
中庭に勢揃いした講師の面々

reporter:谷卓司@98期


文科省が平成12年(2000年)から段階的に始めた「総合的な学習の時間」。既存の教科の枠組みに捕らわれない、分野横断的な取り組みを進めている。要するに「各校の個性」が試されるプロジェクトであるが、わが北野高では平成16年(2004年)から、

1年次に「職業ガイダンス〜先輩に聞く」
2年次に「大学セミナー〜学部学科ガイダンス」

がそれぞれ実施されている。前者については、毎年、本欄でお伝えしてきているが、今年はそれぞれが別の日に開催されることもあって、初めて後者の取材を敢行した。

講師のすべてを卒業生で賄える高校は、府立高校多しといえど、他に類例を見ないのではないだろうか。まさに六稜健児に相応しい取り組みと思える。受講した生徒たちの中から、未来の講師が誕生することを思うと、この《良き循環》をいつまでも見守り続けたいと思う。

どうか皆さんも…お声がかかった折には、進んで協力して戴ければと思います。

※1年次の「職業ガイダンス」は次週お伝えします。
Last Update: Nov.10,2007