六稜NEWS-070812
97期同期会
reporter:岩元義継(97期)
わが母校・北野高校の門をくぐるのは、たぶん20年以上ぶりです。正門を入ってまず感じたのは、「昔とぜんぜん景色がちゃうやん?」ということでした。いきなり右手に異様な形状の建物。実はこれが今日の会場となる「北野高校同窓会会館」です。それと、昔は校舎の方に向かって左前方にテニスコートがあって、その向こうには野球のバックネットがそびえるグランドがあったはず。ところがどちらも見当たりません。テニスコートやグランドはどこへいってしまったのか? 弾丸の跡が残った北野の伝統ある校舎はちゃんと保存されているのか? …。
さまざまな疑問が浮かびましたが、そうこうしているうちに次々と参加者が集まってきます。昔なつかしい顔、昔とはあまりにも変わりすぎてしまった顔…。再会を果たした級友たちが、お互いの姿を見て感嘆の声を上げたり、抱き合ったりする光景はいいものです。
会館3階の受付に行くと、出席者の名札がきちんと並べられ(同級生のスタッフの皆さんご苦労様です)、ドキドキしながら座席のくじ引きを引きました。
午後4時に同窓会がスタート。テーブルには同じクラスだった人や、顔は知ってるけど話したことがない人、顔も名前もぜんぜん知らない人など、いろんなメンバーが並んでいます。初めは少し緊張感を覚えながらも、「何組でしたっけ?」「クラブは何かやってました?」「今はどんな仕事を?」など会話を重ね、名刺を交換するうちにアルコールの力も手伝ってすぐに和やかな雰囲気に。
途中で数名の参加者から近況報告がありました。メーカー勤めの会社員や専業主婦、テレビのディレクター、お医者さん、会社の経営者など職業はさまざま。あらためていろんな道を歩んでいる人がいることに感心しました。途中で席替えがあり、そのあたりからは、1つのテーブルにとどまらず、いろんな人が入り乱れて盛り上がりました。
終了予定時刻の午後6時になると、料理や飲み物はそこで終了し、一旦は中締め。しかし、会場はしばらくそのまま使えるということで、急きょ「お酒とおつまみ買い出し隊」が自主編成されました。出発して約20分後、務めを無事に果たして帰還した隊員たちは惜しみない大きな拍手で迎えられ、第2部がスタート。テーブルは3年生の時のクラスごとに別れ、むかし話に花を咲かせました。
最後は、全員で記念撮影。97期の同窓会は今回が初めてでしたが、「来年もまたやろう!」という声が上がり、その場で幹事を選出、日取りは来年8月10日、この同窓会会館で、と即決されました。
今年41歳になる第97期の同級生たち。男性は全員が厄年ですが、来年また元気な顔で再会できることを祈りつつ、家路についたのでした(その後、思い思いの仲間たちと場所をかえての2次会・3次会があったことは言うまでもありません)。
Last Update : Aug.19,2007