六稜トークリレー【第31回】 「250年のモーツァルト」門 良一さん(70期) reporter:佐竹時子(68期) 門良一先生モーツァルトのお話をありがとうございました。楽しく聞かせてもらいました。 51年前、1人の紅顔の美少年がフルートを持って音楽部の部室に出入りしておられた頃を思い出しながら聞いていました。その頃はどんなクラブでも同じだったと思いますが、狭い汚い?部室では下級生は先輩に頭が上がらず「よぉ〜し今に見ていろ、自分が3年生になったら」と心密かに期していたものです。その時の美少年がこのような大先生になられるとは露知らず、先輩面して威張っていた自分がとても恥ずかしいです。門先生ごめんなさい。 さて、昨日は2時間という限られた時間でしたが、モーツァルトに対する情熱溢れるお話の中笑顔を絶やさず画像を見せて下さり名曲を聞かせて下さいました。モーツァルトは36年の短い生涯に馬車に揺られヨーロッパ各地を17回も旅したことや600曲以上の名作を作曲したこと、そして彼の傑作はあらゆる種類の人間にわかる音楽であり、いかなる時でも感動を与えてくれるものです。 門良一先生の指揮する「モーツァルト室内管弦楽団」はいずみホールで年間6回以上の演奏をしておられます。北野の同窓生の人達も多数会員になっておられるとのことですが、私も時間の許す限り演奏会に行きたいと思いました。そして講演会終了後「門先生はいつまで指揮を続けられますか?」と聞きましたら「多分死ぬまで」との心強いお返事をいただきました。とても嬉しく思いました。 |