大阪南港にある相愛大ホール +「魔笛」の主役パパゲーノ |
相愛大オペラ試演会「魔笛」 reporter:阿部祐子(118期) 私はオペラは初めて見たのですが、大学生や先生方が作ったものということで、少し笑いを誘うような場面があったりと、オペラをよく知らない人にも楽しめるようになっているなと感じました。 セリフは日本語だったので普通のお芝居のようでわかりやすく、歌は原語(ドイツ語)だったので本物のオペラの歌を体験できる一方、字幕のおかげで内容も理解できました。舞台はシンプルで何本かの柱が立っているだけなのを様々な照明で雰囲気を変え、反対に衣装は凝っていて本当に各役柄の感じが出ていました。歌ではやはり声楽の素晴らしい歌声に圧倒され、歌も芝居も全部を通して本当に本格的なものを楽しみながら体験できたのがとても良かったです。 伴奏が生のオーケストラなのも良かったです。私は安達賢二さん(117期)が出てらっしゃる事は知らなかったのですが、舞台の上に見た事のある顔があったのでびっくりしました。ザラストロの城の奴隷役で出演されていたのですが、コミカルな振り付けがあったりととても楽しかったです。 |