六稜トークリレーDX【第26回】 reporter:千種康一(88期/FR委員長) | |
本日のトークリレーDXは本当に盛りだくさんで感激して帰宅しました。会館運営委員の方々、お手伝いのスタッフの皆さんお疲れ様でした。 受付から若いスタッフの皆さんが名札受付や名刺受付などテキパキとされていて、また、ご案内した115期も多く来られているようでした。はがきをもらって来ましたと言われて良かったと思いました。 TBSの志甫常任顧問(東京六稜会会長)のお話は日中国交正常化の同行記者として中国へ行った時の思い出や、森繁さんの思い出を語られました。浮ついたマスコミのイメージの中で、縁を大事に本道を歩いてこられた志甫さんのお人柄がよく伝わる講演でした。 後半は壽榮松さんが編集した、2001年に森繁さんが新校舎と旧校舎がまだ残っている時に母校訪問をされた時の映像でした。その時の生徒からの質問を受ける森繁さんは車椅子ながら、耳も遠いようでしたが「芝居は半分惚けたほうがうまくつなげる」「セリフは頭だけで覚えると顔だけの芝居しか出来ない。飲み込んで、お尻から流してしまうほどでやっと足先までの芝居が出来る」と話されていました。 ここで1部は終了し、1階での軽食です。こだわりパン箕面のパパシュのパン、ムーラタルトのケーキ、紅茶やコーヒーでした。ウコン茶も有りました。すらーっとならんだケーキもパンも美味しくて、ついおかわりしてしまいました。これで1,500円は安いです。115期もとても楽しんでいたようで、名刺交換も沢山しました。そこかしこで先輩後輩、同輩の話の輪ができて、総会のような硬さも無く、さすが、トークリレーと言う柔らかさが和みを生んでいるようでした。 2部は57期六島さんのハーモニカです。もう最初からハーモニカとは何か、歴史から、音楽性、演奏方法、種類までのいろんな話と音色を聞かせながらトークです。アクロバティックな11本のハーモニカの演奏はとても79歳には見えません。全身全霊を込めて後輩へハーモニカを伝える気持ちがちょっと延びて1時間半にもなりましたが、聴衆の気持ちを離すことは有りませんでした。 115期の迎田君のジャグリングショーは一気に若者の元気なショーです。難しいジャグリングも次々と成功し、観客をどんどん引き込みました。トークも軽妙で楽しめました。 いよいよ最後は吹奏楽OB・OGによる演奏です。ワシントンポスト、ムーンライトセレナーデ他5曲の演奏でしたが、最後はマツケンサンバ。その頃には聴衆の手拍子が段々と多くなり、ホール全体がリズムに乗ってきました。吹奏楽部は出来て13年とかで初披露だそうですが、なんのなんの素晴らしい演奏です。思わず、皆がアンコールを求め感動のフィナーレとなりました。 今回のトークリレーDXは若い演者、観客そしてスタッフの参加により、年齢のおいても幅広い六稜同窓会を改めて認識する、交流も出来る素晴らしい催しであったと感じました。今後の六稜同窓会の活動のひとつの方向を示しているような会で有った思います。 トークリレーに主催された皆さん、お手伝いされた皆さん、参加された皆さん、本当に感動を有難うございました。 |