六稜NEWS-050409
    六稜六四会総会
    64期総会のご報告

    reporter:山本修滋(64期)

    去る6月5日、3年ぶりにわが同期会の総会が開かれた。我々同期は昭和21年中学入学、大手前との交流を経て、27年高校を404名で卒業、さらにおくれて卒業したのなど含め、現在、物故者58名、いまの名簿には322名登録されているが、その115名、男子79名、女子36名が東京や九州からも出席した。


    場所は中央電気倶楽部、入口には下和佐君、そんな才能があるとは知らなかったが、彼の立派な揮毫で「祝平成17年六稜六四会総会」と大きな文字で書かれている。1時開始、なにわことばのつどい代表世話人で名高い中井君の流暢な標準語の司会で始まる。先ず川本会長が立ち、過去3年の6名の物故者に黙祷のあと、みんなこれから元気にやっていこうと挨拶。

    次いで、来賓石田先生の叙勲の紹介と記念品贈呈、先生のご挨拶となる。先生は5〜6期思い出の深い年度があると話されたが、先生が大学を出て、赴任された最初の担任が中2のわが年度で、卒業まで薫陶をうけた。先生にもわが年度には格別のものがあると思っている。先生の工夫に工夫を重ねた数学のわかりやすい授業は忘れられない。先生は根っからの教育者であった。



    乾杯は学年幹事の足立君の音頭、あとは懇親の雑談に花が咲き、あっという間に3時間余りが過ぎてしまう。

    あと川島君の指揮で校歌斉唱、次いで、学年幹事北村さんがテンペストの「我々人間は夢と同じものにおいまわされている。はかないことを終わるのは眠りしかない。」を引用され、これははかない故に大地をしっかり踏んで歩こう、との意味があると話され、締めくくりとなった。

    我々は72歳の年男、年女でみんな歳をとっているもののまだ若い。集まったなかには高2で退校した槌田君(現名城大学経済学部教授)が退校以来初めて出席、昔と全く変わらぬ元気な姿をみせてくれたなど、多士済々の集いであった。

    幹事長岩田君はじめ、お手伝いいただいた皆様、並びに、カメラ役の98期の谷さんほんとうに有難うございました。

    Last Update: Jun.14,2005