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reporter:矢野修吉(101期)
キャノンサロンに入ると、写真サークルのメンバーの方でしょうか、写真撮影談義に花をさかせている方々、じっくり作品を見学されている人、応接セットにて談笑されている方、そして、写真サークルの先生もこられて作品について批評されてたりもしていました。私もほかのお客様と同様、何枚かの作品をみているうちに織田さんの作品に会いました。
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写真も平面上でみる限りは2次元の世界でありますが、場所の構図や位置の加減で3次元目、そして、時間や天候にも左右される4次元目が上手く2次元の世界にマッチングすることにより、作者(撮影者)の描くイメージとしてより素晴らしい作品に仕上がる。
そのイメージを追及するために、釣りの世界と同じく、自分のイメージにあった情景(獲物)がなければなにもなしでそのまま帰るということも・・・。やはり写真も「一期一会」の世界であると感じました。
こういう描景撮影は、カメラの世界での技術や知識も大切ですが、やはりそれよりも自分の思い描くイメージをいかに写真上に上手く捕らえてその作品が人に共感を呼ぶか、ということを大切にしなければならないと感じた一日でした。
メンバーの織田 清さん@64期 作品「亀岡旅情」の前で |