Q1.校長先生のリーダーシップで学校の運営は変わるのでしょうか? そのとき、労務問題はネックになりませんか? | A1.北野については、例えば授業日数を増やすことに見られるごとく、先生方の意識、意欲が極めて高いものあります。これがポイントです。労務問題に関しては高校レベルでは教職員団体との大きな軋轢も無く全体時間管理で十分乗り切れると考えています。 |
Q2.先生のお話から北野については問題がないのはよく解りました。しかし、他校や中学校はまったく違っていると言えませんか? | A2.教職員の意識の問題、学校のおかれている状況等、高等学校は一色ではありませんから、難しい学校の方が多いでしょうね。 |
Q3.われわれ卒業生の知識を活用していただく場つくりは可能でしょうか? | A3.北野では総合学習を週一時間設定し、「進路支援」に充当しています。例えば、卒業生のうち、大学院生等に受験技術やその大学のおもしろさ等を伝えてもらう計画があります。北野高校の同窓会は人材の宝庫ですから、ご質問のような機会もあるかもしれません。その時にはご協力をお願いします。 |
Q4.最近の若者は医者になるような人材でも忍耐がありませんね。 | A4.中国に大阪府の高校生を派遣する事業に二度随行した時に気づいたのですが、日本人は「社会より個人優先」の風潮があるのに対して、中国の重点中学では「国家に対しての貢献」を随分強調されていました。現在の我が国を見ていますと、国家や社会に対する貢献のあり方が、これからの学校教育の大きなテーマになる時代にさしかかっていると考えています。 |