reporters:東久美子+広瀬康夫(85期)
さる11月22日、完成したばかりの同窓会館(85期の竹山聖氏が設計、新校舎も同氏による)において85期卒業30年目の同窓会が開催されました。11名の恩師を迎え、参加者総勢150名以上、久々の同期会となると受付で同級生を恩師と間違える、恩師を同級生と間違えるなどの混乱は卒業30年もたてば起こりうる(?)間違いでしょう。同期会は、第一部(総会)、第二部(懇親会)、第三部(懇親会2次会)の三部構成で行われました。
第一部では恩師の西川先生と村井先生が挨拶をされ、70歳を越えても現役時代と変わらない迫力に圧倒されました。続いて北野高校の現役教員である岡田拓史さんと加藤悦子さんから北野高校の近況報告がありました。北野高校がスーパーサイエンススクールに選ばれたこと、週休2日制になって授業時間が減ったため学力の維持に苦労していることなどを2人の絶妙の遣り取りを通して生き生きと説明してくれました。学生時代は寡黙な印象のあった岡田さんの大変化に同級生一同認識を改めた次第です。次に新校舎の設計者である竹山聖さんが自作のパネルを用いて新校舎の説明を行い、校舎内の随所に出会いの場を設けるよう工夫した等の設計思想を語ってくれました。設計者自らの説明とその後の新校舎見学ツアーのおかげで、新校舎に対する愛着も深まったことと思います。
続いて、2004年度六稜同窓会総会の取り組みについての説明を行いました。2004年度の総会は我々85期が幹事を務めますので、新学年理事として田丸二朗さん、米倉彦之さん、谷藤慶一さんを選出し、同期生一同にも協力をお願いしました。後日多数の方から協力の申し出があり、幹事一同心強く感じた次第です。最後に恩師を囲んでクラス毎に集合写真を撮り、場所をホテルプラザオーサカに移しての第二部となりました。
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第二部では恩師の口村先生による乾杯の音頭の後、第一部に引き続いて恩師の稲葉先生、上原先生、川副先生、中野先生、野々村先生、福田先生、松浦先生、松田先生から近況報告とご挨拶を頂きました。第一部のお二人と同様、どの先生方も背筋をピンと伸ばしてかくしゃくとして、あるいは飄々として近況をお話下さり、そのお元気な姿を見て同期生一同、大変嬉しく思うと共にこれからも元気なお姿で同期会にいらっしゃってほしいと感じました。
第三部は、同じホテルプラザオーサカの19階「淀の間」に場所を移しましたが、ほとんどの出席者が引き続いて参加され、第二部に劣らぬ盛況ぶりでした。第三部は、座席自由の自由歓談で、気の合った者同士の歓談の輪が広がりました。もちろん、テーブルをハシゴするグループの多く見られ、制限時間の21時までたっぷり楽しむことができました。