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reporter:山田喜久子+奈木 進(66期)
66期同期会が11月16日(日)秋晴れのよき日に開催されました。今年は昭和29年の卒業時の3年1組が幹事役として六稜会館で開催。関東、四国、九州など遠方からも多く来会し合計84名もの参加者があった。
卒業後49年目の再会もあり、初参加の方は、十三に降り立った所からすっかり変わった学校周辺の街並みに驚き、又当時通い慣れた通用門の位置に立派な正門が出来、左手に新校舎、右手に大東の邦の運命を背負ったであろう、旧「北中」の古い校章が歴史を物語り、極めて斬新な「六稜会館」の特異な姿に接し、これは正しく刮目に価する建造物であることに驚いた。そして六稜サロン(会館1F)にある募金者銘板を見てお互い自分の名前を確認していた。
70年に亘る苦節の昭和史を刻んだ昭和校舎は既に無く、只当時を偲ばせるものは、僅かにプールと校庭に残された歴史の証人の様な大木のみになってしまっていた。
会の運営は、1組幹事の発案で、本年は入学当時のクラス編成のテーブルになっており、1年生当時の顔ぶれで、当時の印象が強烈であったので、会そのものは、和やかにゆっくりと進行し、広い会場では、席を越え美酒の酌み交わしや、お喋りに花が咲き何十年振りかの再会を喜んだ。
当時の何々の授業中に誰某がこんな発言をし、誰某が先生に叱られたとか、1〜2時間目の後に空腹の為に弁当を食べたとか、教壇の下から××が発見されるという大事件があったとか…水泳大会で同期のH君が長時間潜水泳法をやり、頭部打撲で脳震盪を起したとか、2年先輩が自由形で最後まで犬掻きで泳ぎきり某先生が激怒したとか…遥か彼方の思い出が甦り、もう話題はエンドレス…。
今は白髪の爺婆も簡単に昔の美少女、美少年達に戻り、話題は半世紀昔に逆戻り…。中には、六稜会館についてもう何度も耳にした講釈を聴く事になったりで…まぁ一言居士の集団であるから、甲論乙駁の場面もあった(笑)。それにしても、自分たちの同窓会館が出来た事は何よりの喜びであり、会館での行事等に参加出来ることの確認もできた。
しかし、我々の年代も年々鬼籍に入られる方が多くなり、来年はどうなるか…自分の運命さえ分からぬ年代になってしまった。卒業後、今日までの49年間に50数名もの友人が旅立たれ、実に寂しい限りである。
当日ML管理者からMLへの参加呼び掛けに11名もの同意を得、合計40名のメンバーとなり、66期もメールでの交流や各種情報も得られるようになった。更なる参加を期待している。
又来年も元気に卒業50周年を寿ぎたいものである。