reporter:中田 洋(69期)
六稜会館の映画鑑賞会(10月1日午後)に行ってきました。3階のホールに机と椅子をゆったりと配置して、お茶のサービス付きというサロン的雰囲気の会場で「阿弥陀堂だより」をゆっくりと鑑賞しました。映像も音響も良くとても良い鑑賞会でした。
映画は妻の療養をかねて故郷の長野県の山里に移り住んだ中年の夫婦が、村人との生活の中で、徐々に生きる活力を回復していく話です。物語はスローで淡々と進み、今頃こんな映画を作る人があるのかな、と思うほどの、昔の良き日本の雰囲気を漂わせる映画でした。荒っぽいサスペンス、アクション、怪奇物全盛の時代にあって時代を超越したほのぼのとした人間模様の描写に、何となく心がほっとしたような感じになりました。山里の四季の移り変わりを描写した映像が美しく、日本は良い所だな、と思いました。
その日は参加者は40人足らず、69期は小寺さんと私。80名ぐらいまではゆっくりと鑑賞出来そうです。勿論後ろの階段席を入れれば100名以上は悠々と鑑賞出来ます。六稜の貨幣というのが出来ていまして、1000円で8R(ルピーと呼ぶのかな?)。この日の映画は2Rでした。