reporter:河渕清子(64期)
六稜会館ホ−ルでの「第一回ト−クリレ−」は、9月5日(金)18時半より中井正明さん(なにわことばのつどい代表世話人)を講師に招き、岡田さん(65期)のなごやかな司会で幕が開いた。
この日の参加者は同期生を初め30余人の六稜生で賑わい和気藹藹。最初は講師らしく「なにわことば」の由来・説明から始まった彼のト−クも、半ばを過ぎるあたりからは、皆さまご存知のユ−モアたっぷりの軽妙なしゃべり口に移行、“洒落ことば”のコ−ナ−などでは笑いの渦もあちこちに沸き会場の人気をさらっていたようだ。「質問コ−ナ−」を最後にあっという間に予定時間をオ−バ−。「もっと聞きたい」「また聞きたい」の思いを抱きながらホ−ルをあとにした人も多かったのではないだろうか。
中井氏は、船場奉公の経験がある今は亡き母上の「なにわことば」の環境のもとで子供時代を過ごしたことから「全身全霊なにわことば」。「おおさかことば辞典」などにも載っていないような古い時代の「なにわことば」も彼の知識には貯蔵されていて、彼の学究心と相まって学者顔負けの「なにわことば」の生き字引的存在だろう。
快適なホ−ル、会館運営委staffの綿密な企画、そしてサンドウィッチ・飲み物付きの会、次回予告の映写サ−ビスなどなど、まさに同窓会館の船出を祝うのにはふさわしいイベントだった。今後も益々楽しい企画で続けて行ってほしい。