reporter:河渕清子(64期)
●作品の上に取材時のフラッシュや 蛍光灯が映り込んでいますことを 予めお断りいたします。 |
8年くらい前から「この頃、織田くんオカシイんじゃない?サテは亀岡に恋人でも…」と仲間内で云われるほどに本業の合間を縫って彼の亀岡通いが始まった。
先ず1998年には第1回個展を亀岡市役所ホ−ルで開催。以後「恋人亀岡」への彼の思いは多くの受賞名作となって実を結び、
そして今もなお亀岡の地を撮り続けている。とりわけ早朝、夕暮れ時に魅かれるという彼は、亀岡の素顔を朝霧の田園、川霧の保津川界隈、白銀の冬景、季節の花々などで描写、創作している。
これら38点の作品で表される「亀岡の四季」は、観る人を何時しか情感の世界に引き入れてくれるようだ。
本業が獣医師の織田氏。動物愛護の彼の温かい心根が作品の中にもほのぼのと宿っているように思えたのは私だけだっただろうか?
今後も詩情豊かな作品を撮り続けてほしいと願っている。