reporter:岡本雅子(103期)
六稜会館オープン・プレイベントにおきまして、 稜声会の歌声を披露する機会をいただきましたことを光栄に思います。 また、演奏終了後、何人もの方から、「よかったよ」という お声をいただけたことは、何より嬉しいことでした。 稜声会では、当日、朝から練習を開始。 六稜ホールの柿落としとでも言うべき「本番」を控えて、 リラックスした中にも、いつもとは違う、わくわく感が漂っておりました。 午後2時前、六稜会館にスタンバイ。 歌い手の心境は、その歌声に大きく影響するものですが、 新会館は、あいにくの雨にも関わらず、たくさんの人で賑わっており、 その活気ある雰囲気に、メンバーのボルテージも上がります。 さらに、真新しいホールに入ると、清々しい気分にもなり、 私達の歌声はこの空間にどのように響くのだろうかという期待感も加わって、 とても良い状態で本番を迎えました。 ア・カペラ(無伴奏)曲2曲と、北野高校校歌を歌わせていただきましたが、 演奏を聴いてくださる皆様のお顔も、大変近くに見え、 その反応を直に感じられる、温かなホールという印象を受けました。 ただひとつ残念なのは、現在、このホールにはピアノが設置されていないことです。 今後、合唱に限らず、音楽活動の発表の場として利用されるのであれば、 ピアノの設置が、そのバラエティと内容の充実につながることは間違いない と思います。 稜声会は、昨年と今年の2回、北野高校の学校行事「文化芸術祭」に 特別出演させていただいたのですが、そこでは、現役高校生による、 熱のこもった合唱の発表が数多くありました。 彼らの歌声には、どんな熟練の歌い手もかなわない絶対的な若さがあり、 技術だけでは測ることのできない確かな輝きがありました。 高校生活の中に、とても自然に「歌うこと」が息づいていることに、 驚かされ、また嬉しく思いました。 今後、この六稜ホールにおきましても、たくさんの音楽イベントが催され、 ますます音楽あふれる学校となることを、心より願っております。 ******************** 現在、稜声会は、8月に行われる演奏会に向けて練習を重ねております。 毎回の練習には、遠方からもOB・OGが駆けつけ、懐かしい先輩・後輩との再会や、 新たな出会いの中で、歌う喜びを満喫しております。 部員減少により、しばらく活動を休止していた現役コーラス部も、 復活の兆しを見せており、この嬉しいニュースに、OB・OG一同は大喜び。 現役生を交えての練習で、稜声会はますます勢い付いております。 演奏会は下記の日程で行います。 足をお運びいただければ幸いです。
稜声会合唱団演奏会(第4回北野コーラスフェスタ2003)
8月3日(日)午後1時30分開演予定 |