一つ上に戻る 六稜NEWS-020714

    第13回期別対抗ゴルフ
    強風の中、72期が連覇

    reporter:田原民人(78期)


      第13回六陵期別対抗ゴルフ大会は強風吹き荒れる7月14日三田カントリー27にて100余名の参加者をもって開催、無事終了しました。

      78期からは、連続出場記録を絶やしてはならぬ思いの横井・藤田・田原のサンゴトリオ(*)が参加しました。団体戦は72期が優勝。78期は62/63/100期との混成チームとして闘い、11チーム中8位の結果となりました。個人戦は4位に横井が入り、78期の意地を見せました。跳賞も40位をしぶとく田原が獲得し、78期の運の強さを見せました。

      団体戦、個人戦ともダブルペリアのネット勝負。ネット上位者のグロスは92,90,94,93(←横井)で、やはり90台初めに集中。ベストグロス賞は68期の上条氏が獲得、そのスコアはなんと35,38の73、ワンオーバー。あの雨まじりの強風下で驚きのスコア。

      サンゴトリオの道中は、思いもよらず金髪(染)キャディ同伴で始まった。若い組には付かないとのことだったがと、三人不審に思ったが。木の間に打ち込んだ横井は、「こんな時は一手をかけて本手を打つもんや」と言い、ヒールに引っかけてコースの端に打ってしまった藤田は、「そっぽの手やったなあ」と言う。キャディには何のことやら分からない。強風と雨では集中力が続かない。うまく当たらずくさってしまいそうになる。そんな時、「人生は修行なのだ、と思えばええんや」と誰かが分かったような顔でいう。キャディは律儀に「旗は端から何ヤードです」と毎ホール言う。初めは有り難かったが、切れてしまった者には「もうそんなんどうでもええわ」。「なんやそれ、人生は修行や言うたんは誰や、なあキャディさん」と、横井と藤田が同時に言う。「ほんまやわ。信者が裏切られた思いや」とキャディさん。思わず全員大爆笑。

      なんだかんだと言いながら、切れそうで切れなかった横井。後半6,10,6と続いた後に2連続バーディをもぎ取った精神力は特筆もの。あとの二人のことは言わぬが華、おいておきましょう。

      最年長、62期の山本次郎さんから、「ポツダム人格者」(だったはず)の話を聴きました。軍国主義者だった校長が終戦とともに「民主主義、民主主義」と言い始め、学生連中から総すかんを食らい、三高生が仕組んだ同窓会がつるし上げ集会になった話などなど。無試験で入った人間が100人いるとの63期の坂内、黒川両氏からは、校庭での穴掘りや産業道路沿いの家倒しの話を伺いました。歴史の証言者、特に山本さんは雄弁でありました。


      ●チームネット順位
      順位チームネット
      優勝72期368.4
      準優勝68/73/88期369.2
      3位66/67期377.0
      4位75期377.8
      5位76期A379.6
      6位70期380.4
      7位69/74期381.8
      8位62/63/78/100期382.0
      9位76期B386.0
      10位81期387.2
      11位91期392.8
          ●個人グロス順位
      男 子
      優勝上條孝二(68期)73
      準優勝藤本紀男(72期)78
      3位石井克己(75期)82
      女 子
      優勝森本言申子(68期)86
      準優勝小野真子(69期)94
      3位前川正子(72期)100


      (*) サンゴ = ゴルフ・イゴ・コウタ

    Last Update : Jul.18,2002