応援に駆け付けた紅艶隊メンバー (左から森、中尾、北村の64期3人組)
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このバ−テイの呼びかけ人のお一人、桂米朝氏を筆頭に、藤本義一氏、林与一氏ほかの方々のお祝いの挨拶で始まった宴は、中ほどの「紅艶隊」の熱気溢れるメッセ−ジ・乾杯で会場のム−ドも頂点に達したかのよう。終わりに土井陽子さんの「謝辞のことば」があり盛会のうちに幕となつた。
米朝師匠の雅味ある話、藤本義一氏のエスプリの利いた話はうならせるものがあり、ナマで聞けただけでも値打ちもの。加えて、私のごひいき俳優「林与一」の素顔に触れた幸せを人知れず噛み締めていました。
土井陽子さんの今後とものご活躍を期待して止みません。
紅艶隊より御礼
reporter:中尾耀子(64期)
明治の大阪ミナミ千日前の、ナンデモアリ&エネルギッシュな雑踏の中をしなやかに泳いでいくヒロイン「キサ」。
人骨の黒焼きを処方した漢方薬、蜂の頭が閻魔様に見える虫めがね、怪しいへらへら踊りにまじって既に人体浮遊の奇術まであった千日前。
劇作家土井陽子の初めての小説の世界にハマッタ二百数十人でキタの宵(新阪急ホテル)は盛り上がったのです。
同期64会の26名に先輩、後輩有志が加わって35名もの北野勢。途切れることの無い壇上でのお祝いコメントのリレー。フロアのそこここでの話の輪で、あっという間の二時間半!場慣れたイベントスタッフや司会者から「こんなに暖かく、楽しい雰囲気の会は珍しい。トークだけで充分間が持ち、進行上の演出など不要だった。これも彼女の人脈と人柄のなせる技」という感想も聞かれたほどでした。
50歳を過ぎて『いだてん一代』でデビュー。いきなり上方お笑い大賞秋田実賞に輝き、今も益々みずみずしい作品を発表し続ける彼女!
同期(64期)の押しかけ応援団「紅艶隊」(北村芙沙子、森武子、中尾耀子)としてもこんなに誇らしいことはありません。六稜WEBの読者の皆様!これを読まへんなんて……メッチャ損してる!
『舞い舞い虫独り奇術』を
ゼ・ヒ・ヨ・ロ・シ・ク!!!!!