六稜NEWS-010610
    第3回六稜祭を終えて
    (第54回文化祭レポート)


    reporter:福島直樹(現2年)



      今年で第3回目となる六稜祭は、非常に完成度の高いものになりました。去年は六稜祭実行委員が主催していた食品バザーも、今年はクラス単位で実施することができました。縁日系やその他ゲームの類も参加数が多くなり、意欲あふれるものとなりました。
      そもそも六稜祭は生徒が主体となって計画・実行するものですから、今年はかなり趣旨に沿ったものに近づいたと思います。
      心配だった天気のほうも何とかもってくれて活気のある文化祭となりました。

      ●食品バザー
      今年は1年3組が担当しました。メニューもドーナツ・ゼリー・わらびもち・大福・カップラーメン・バウムクーヘン・その他…飲み物などかなり充実したものとなっていました。仕入れなどもクラスで行い、実行委員の負担は減ったようです。当日は大盛況でとても混雑しました。去年より販売システムも向上し、スマートに注文ができたと好評でした。

      ●緑化バザー
      校舎建て替えで切り倒される緑の移植のため、生徒から不要品を募集して毎年販売しているものです。今年は品物集めの時期が短かったため、昨年より品物が減ってしまったそうですが、緑化募金は全部で44,660円集まりました。ご協力ありがとうございました。

       
      ●教室発表
      今年はゲーム類が非常に多かったため、クラスを集めた3Fがとても混雑しました。占い・バルーンアート・ヨーヨー釣り・ウォークラリーなど、各クラスとも意匠を凝らした面白いものばかりでした。他にも文化部の展示や販売などがあり、どれも力作ぞろいでした。

      ●体育館発表
      昨年からクラスの演劇を審査し順位を決める「演劇ばとる」を始めました。昨年は観客から審査員を募りましたが、今年はあらかじめ六稜WEBにお願いして卒業生から4〜5人程度の審査員を公募することができました。 各公演が短く終わったため、待ち時間が空きすぎたことが反省点ですが、準備期間が短かったにも関わらず、しっかりしたものになっていたと思います。今年の優勝は『ピーターパン』(2年2組)、2位『源氏物語』(2年9組)、3位『眠れる森の美女』(1年9組)でした。

       
      ●多目的ホール発表
      合気道、演劇、オーケストラ、吹奏楽、放送などの部活動の発表でした。他にも有志でバンド演奏もありました。立ち見のお客さんが出るほどの盛況ぶりで、出演者はいい思い出になったことと思います。

      6月という時期は中間テスト直後でもあり、1年生は入学したばかりで何かと混乱する時期でしたが、皆さんよく動いてくれました。そのおかげで今年の六稜祭は大成功でした。来年もさらによりよい六稜祭になるように努力していきたいと思いますので、温かいご支援のほどをよろしくお願いします。


    Last Update : Jun.16,2001