各人の現況の言葉の中には、数年後に還暦を迎えんとして、社会的にも身体的にも大変革のまっただ中、それぞれの特長が良く出ていました。孫の誕生や娘の結婚依頼、シャルウィダンスの相手探しなども出る始末。レコード(CD)販売の会社でも、インターネット配信など、存立そのものが問われる時代になってきているとか、食品会社のクレーム問題、女性の仕事と家庭の両立などの仕事関係。
専業主婦の女性からは「文化的な生活を送っているが、オペラに行っても女性が大半。私たち女性が文化を継承しているのよ」とか。
「北野を出てからずっと東京生活。やはり大阪の想い出は捨てがたい」との郷愁を感じているとの言葉に一同シュン。あるIT関連、超大企業トップにいる人の言葉「2月に植えた水仙が花を付けるのですよ。ITとどちらが大切かを考えると考えさされますね」と現在のIT一辺倒を反省する言葉も。
「日本人の平均寿命と健康寿命を考えると、我々はあと15年間くらいが健康で、それから6年間ほど寝込むようなことが一般的と考える。この期間をどう過ごすかというのが課題ですね」と。
最後に「74期は『みなわ会』という名前が付いているが、『東京六稜七四会』を『みなわ』を含めた名前に変更しないか」との幹事からの問いかけに「やはり、東京にいる限り今までの名前を変えたくない」との結論になりました。大阪からは『新六稜会館』の寄付依頼に「みなわ会」幹事が駆けつけて、「是非とも募金をお願いします。済んだ方は増額をお願い」とハッパをかけていました。