【剣友会】桃陰vs六稜
第2回親善交流試合
reporter:徳岡浩二(92期・六稜剣友会事務局長)
続いてOB・OGによる本戦。21組42名がそれぞれ4分間の交流試合に気合いを漲らせました。会場には、昨年も試合の後に講演をいただいた井上正孝先生(元師範)や石倉敏男先生、それに生涯修行を貫き92歳にして今なお剣を握る大禰一郎さん(40期)など…大先輩が居並ぶなか、全員が井上先生からお言葉を賜った「格調高き大納言の剣道」を展開しました。
結果は10-5で六稜が念願の勝利を納める結果となりましたが、何よりも80年もの年齢の差を超えて、両校の現役・OBが、男女一丸となって戦いぬく様は、教育の荒廃や武道の衰退などドコ吹く風?といったふうで、両校に脈々と受け継がれ、語り伝えられてきた伝統の重みと歴史の尊さに誇りを感じずにはいられませんでした。