六稜NEWS-000702

    【剣友会】桃陰vs六稜
    第2回親善交流試合

    reporter:徳岡浩二(92期・六稜剣友会事務局長)



      昨年、果たし状を送りつけることで始まった桃陰剣友会(天王寺高校剣道部OB会)との親善交流試合。第1回の「両校優勝」の決着を今年こそ果すべく(笑)、第2回が天王寺高校体育館にて開催されました。

       
      まず、はじめに両校の現役生が対抗試合。元師範や先輩から贈られたというお揃いの防具と剣道着を身につけ、日頃の練習の成果を披露しました。結果は、女子団体が天王寺高校の勝利、男子団体は北野高校の勝利と…勝敗を分けました。

      続いてOB・OGによる本戦。21組42名がそれぞれ4分間の交流試合に気合いを漲らせました。会場には、昨年も試合の後に講演をいただいた井上正孝先生(元師範)や石倉敏男先生、それに生涯修行を貫き92歳にして今なお剣を握る大禰一郎さん(40期)など…大先輩が居並ぶなか、全員が井上先生からお言葉を賜った「格調高き大納言の剣道」を展開しました。
      結果は10-5で六稜が念願の勝利を納める結果となりましたが、何よりも80年もの年齢の差を超えて、両校の現役・OBが、男女一丸となって戦いぬく様は、教育の荒廃や武道の衰退などドコ吹く風?といったふうで、両校に脈々と受け継がれ、語り伝えられてきた伝統の重みと歴史の尊さに誇りを感じずにはいられませんでした。

      試合結果の詳細は六稜剣友会サイトで 

       
      この後、一同で桃陰会館(同窓会館)を見学。引き続き場所を変えて実施された懇親会では、優勝杯が桃陰剣友会・今仲正雄会長より六稜剣友会・東新選手代表に手渡され、両校交えて互いの健闘を称え合い、来年もさらに盛大な交流を続けようという約束のもとに解散となりました。



    Last Update : Dec.13,2000