優秀賞
MAEDA Izumi "End of Period"
TAKEKOSHI Chie "What we have lost in the 20th century"
佳作
KANG Angyoung "Disappearing School Building"
●Izumiさん
誤りや不適切な表現が少しありますが、将来に向かって私たちは変わらなければならないという主題を、全人類的な視野に立って展開しているところに好感を持ちました。特に後半に迫力があります。
●Chieさん
誤りは殆どなく、すっきりした文章です。がむしゃらに働いた男達が忘れてしまった家庭という最も単純で最も大切なものを、もう一度取り戻して欲しいという主題はよくわかるのですが、あまりにも短すぎるのが難点です。
●Angyoungさん
不適切な表現や、文法の間違いがやや目立ちます。失われようとする校舎への愛着には十分共感できますが、断片的です。全体の構成を考え直せばいいものになると思いますが。
第1次審査では、上記の4人が16編を読んで各々5編ずつを選びました。その中で2人以上の推薦があったのが、上記入選作に Maki komiyamaさん、Yuki Muraokaさんを加えた5編で、これを審査委員長の佐野哲郎さんにみて頂き上記の結果となりました。
後輩の生徒達が一生懸命書いてくれたものは胸を打ちます。ただもう少し注意して英語を書く習慣を身につけて欲しいと思いました。簡単なスペルミスや実に初歩的な文法のミスが目に付きました。それとやっぱり人に訴える内容の吟味です。英語でも日本語でも人に読んでもらうためには内容に迫力が必要です。どんどん英語を書く習慣をつけると共に日頃のものをみる目も養って欲しいと思いました。