【第2回】英作文コンペティションわがまち大阪とともに

    審査結果
    最優秀賞
     該当作なし

    優秀賞
     MAEDA Izumi "End of Period"
     TAKEKOSHI Chie "What we have lost in the 20th century"

    佳作
     KANG Angyoung "Disappearing School Building"


    今回も昨年と同じように1月末日を締め切りとして4月上旬には発表の予定でしたが、とりまとめの担当者が急病に倒れ検査入院などが続いたため発表が大幅に遅れました。関係者の皆様に深くお詫び致します。
    審査委員長講評
     佐野哲郎(61期)神戸親和女子大学学長、京都大学名誉教授

      残念ながら今回も最優秀作に推せる作品は有りませんでした。各入選作に就いての講評は次の通りです。

      ●Izumiさん
      誤りや不適切な表現が少しありますが、将来に向かって私たちは変わらなければならないという主題を、全人類的な視野に立って展開しているところに好感を持ちました。特に後半に迫力があります。

      ●Chieさん
      誤りは殆どなく、すっきりした文章です。がむしゃらに働いた男達が忘れてしまった家庭という最も単純で最も大切なものを、もう一度取り戻して欲しいという主題はよくわかるのですが、あまりにも短すぎるのが難点です。

      ●Angyoungさん
      不適切な表現や、文法の間違いがやや目立ちます。失われようとする校舎への愛着には十分共感できますが、断片的です。全体の構成を考え直せばいいものになると思いますが。


    WEB委員会審査委員
     菅 正徳(69期)、加藤悦子(85期)、
     島谷宏子(91期)、中西郁夫(101期)

      ●審査経過報告
       今回は昨年の倍にあたる16編の応募があり嬉しく思いました。1年生がそのうち13編を占めて熱意が感じられました。英語科の先生方のお勧めとご指導のお陰かと思います。ただやっぱりまだ英語になれていない悲しさで結局 入選作は全て2年生のものになりました。

       第1次審査では、上記の4人が16編を読んで各々5編ずつを選びました。その中で2人以上の推薦があったのが、上記入選作に Maki komiyamaさん、Yuki Muraokaさんを加えた5編で、これを審査委員長の佐野哲郎さんにみて頂き上記の結果となりました。

       後輩の生徒達が一生懸命書いてくれたものは胸を打ちます。ただもう少し注意して英語を書く習慣を身につけて欲しいと思いました。簡単なスペルミスや実に初歩的な文法のミスが目に付きました。それとやっぱり人に訴える内容の吟味です。英語でも日本語でも人に読んでもらうためには内容に迫力が必要です。どんどん英語を書く習慣をつけると共に日頃のものをみる目も養って欲しいと思いました。



    ※なお、優秀賞(2名)にはCD券10,000円分が、また参加賞全員に「六稜オリジナルテレカ」が贈呈されます。

    Last Update : Jul.7,1998