この問題については常任理事会において「タイル問題の担当委員」(原田 彰/65期・神宅寿昭/67期)を選任して数回検討いたしました。
天王寺高校では校舎建替えの折、玄関ホールのタイルに枠を付けて「記念品」として頒布されました。その現物を入手し、常任理事会で“北野高校の場合もこのような形で頒布してはどうだろうか”と諮りました。賛同を得ましたので高松建設に依頼して「玄関ホール」および「講堂の上がり口」のタイルを剥がして枠を付けることにいたしました。現在、今回解体する側のタイルを剥がして記念品を製作中です。
なお、廊下および外壁のタイルについては記念品に加工いたしません。すなわち瓦礫となって廃棄されます。このタイルを欲しいという方がおられました。ご希望に添いたいと思います。ただ、今回の解体では、校舎の東半分を授業に使っており、生徒が校舎の一部におりますので、同窓生に解体作業までの一定期間自由に採取して貰うことにしても生徒の安全と言うことが保証できません。
そこで、今回の解体作業の様子を見ると共に、次回解体作業時には生徒が旧校舎には居りませんので同窓生による自由採取を検討いたしたいと計画いたしております。なお、タイルを剥がす事は、専門家の手によってもかなり破損いたします。玄関ホールなどのタイルで記念品は3,500個ぐらいしか出来ません。そこで、「玄関ホール」と「講堂上がり口」のタイルについては、記念品として加工いたしますのでお持ち帰り頂けません。