校舎改築速報
設計上の特筆点
自然を機能的に取り入れたエコスクール
建設当時沼地や畑地であった周辺敷地も市街化が進み、住宅地、商業地に囲まれているが、北側の淀川北岸線をはさんで十三公園、周辺道路の緑と長年にわたり緑豊かな生活環境がある。又、敷地の財産である既存緑地を有効活用したり、シンボルツリーを残したりと、新しい環境のなかに継承できるよう努める。これは、まちの「みどりの拠点」となり、環境と調和する公共建築を目指している。一方、クラスルームは自然採光と自然換気、通風を重視し、それを可能にするクラスルームの北側廊下に壁を一切設けていない。これによって2両開放型のクラスルーム構成が可能となり、変化のある空間構成とともに、過度に設備機械に依存しない健康で快適なクラスルームが実現できる。
2.緑についての配慮
- 既存緑地、樹木等、積極的に残すだけでなく、それらを新しい場として再生する。また、新しい緑地を校内の随所に設置する。
Last Update : Oct.15,1997