校舎改築前史【年表】
    改築決定までの経過
    鎌田俊一(81期)
    同窓会学内理事


      H1
      (1989)
      〜耐震調査実施(高橋上田設計事務所)
      H3
      (1991)
      9月保存改修のための見積調査(府および高橋上田設計事務所)
      保存改修か全面改築の校内意見の調整が要請される。
      上記要請を受けて、職員アンケート及び校内討論を積み重ね、府に報告。
      11月府営繕課から改修見積出される
      「保存改修費用 21億円、耐用年数36年…よって、保存改修から全面改築へと変更する」
      また「平成5年度基本設計、平成6年度着工」の方針が示される。
      12月校内に校舎建設委員会が設置される
      12月〜
      (H5.3月)
      県立高松高校ほか学校視察を実施
      以後、校内での基本構想の検討が進む
      H4
      (1992)
      7月校舎改築に伴う要望書を校長名で府教育長あて提出
      「基本理念」の要点を記す。
      1. 「 国際化、情報化の進む21世紀の社会において、生徒の個性を尊重し伸長して行く、新しい時代にふさわしい教育内容の多彩な変化に対応し得る、機能、施設、設備を備えていること。」
      2. 「建物自体に教育効果や雰囲気の漂うデザイン面でも優れたものであること」
      3. 「生徒間。教員と生徒の人間的コミュニケーションを豊かにはかれるような、一人一人の生徒の人間的な生活の場作りを配慮すること」
      4. 「敷地を有効に利用し、なおかつ日常の教育活動にできるだけ支障がない改築計画であること」
      保存改修を断念する代わりに1.〜3.を強調する基本構想になったと理解しています。
      なお、この時「同窓会館」については…
      「同窓会館(事務室、資料室、会議室、和室、宿泊室など)の建物配置をあらかじめ構想の中に入れておいてほしい」旨の要望が記載されています。
      (その後、第2新館が校舎面積計上から外され、セミナーハウスとして改修使用できる可能性が出て来たため、会館の用途から和室、宿泊施設は外せることになりました)
      10月府から「新校舎改築場所案」が3案提示
      騒音調査結果なども踏まえ、校内での検討の結果、ほぼ現在の新校舎位置の案を採択、府に回答した
      H5
      (1993)
      3月府から『基本設計案』(第1案としておきます)の提示を受け、校内での検討協議を重ねる
      11月「基本設計案に対する検討結果」を府に提出
      この中で「同窓会館」については…
      「将来の同窓会館、資料館の建設を想定して改築の基本設計を行ってもらいたい」との記述あり。
      H6
      (1994)
      2月高橋上田設計事務所から、竹山氏との共同検討を経た『新基本計画案』(第2案としておきます)が提示され、校内・同窓会ともに好印象を受ける
      3月第2案の受け入れを府に強く要望するため、同窓会から府知事への陳情が行われた
      6月府から『新新基本設計案』(第3案としておきます)が提示される
      8月第2案を「学校・同窓会あげての要望」とすることで意見の合致をみる
      府にその旨回答し、ついに第2案で決定された
      10月竹山氏、同窓会総会で基本設計原案者として講演


    Last Update : Dec.27,2000