深江 浩先生
【日本史】
在職1969年9月〜1973年3月
●北野時代印象に残っていること●
1960年代末の学園紛争。あんなに学生諸君と真剣に向き合って話し合ったことは、後にも先にもない貴重な体験。
●近況●
北野時代もずっと続けていた夏目漱石を中心とする日本の近代文学研究。ルカーチ(ハンガリー)やバフチン(ロシア)の文学理論の研究を現在も継続中。4年前の古希の年に「漱石の20世紀」(翰林書房1996)を出版。この年末には私の故郷京都岡崎を中心として、若い日の思い出を重ねながら、この地域にかかわる歴史と文学を語る、といった内容のエッセイを出版します。(ナカニシヤ出版2000年12月20日、定価2000円)皆さんにもご覧いただければ幸いです。
北野時代以来、発行し続けてきた(年2回)同人雑誌「あしかび」も2000年末で59号に達しました。大阪ガーデンパレスの会議室で年4回開いている「あしかび」同人の研究会も150回になります。これからも生きている限り続けるつもりです。