恩師の近況1997

    片岡嘉門先生

    【英語】
    昭和37年〜昭和56年

       私が北野高での在職期間は20年間、一番印象的だったのは、先生方が本当に熱心に授業に打ち込んでおられたこと。それに応じて優秀な生徒諸君(男女とも)が、よく頑張っていたこと、ご承知のように京大・阪大へそれぞれ100人以上合格してくれていました。よき一つの時代でした。現在の北野は時代の流れで少し様子が違うようですね。

       あの頃ご活躍の先生方も次々と亡くなられています。浦野校長、長谷川、平石、植村、真田、西田、伏谷、田上、岡田・・・諸先生方、心からお悔やみ申します。うたゝ今昔の感一入です。

       さて、私自身の近況をごく短く。
      通算46年の教員生活(予備校専任教授を含めて)に今春おさらばをしてフリーの身となりました。お陰様で料理好きな老妻共々まずは元気でおります。

       最近していることは次の3つである。
      (イ)読書、主として歴史や古典の類
      (ロ)海外旅行、すでに6・7回
      (ハ)趣味としては囲碁(日本棋院へ時々)にハマリ、歌舞伎に少々傾いています。

       今一つは、長男(医師)の一人娘(2歳)が、月2回やってくること。魚のことを「かな、かな」。こんな程度の片言ですが。
       さいごに、今は立派な社会人となって居られる、皆さん方のお元気で一層の御活躍を祈りつつ。


    Last Update : Sep.22,1997