恩師の近況1997

    柏尾洋介先生

    【社会(世界史)】
    昭和41年〜平成8年(1966年〜1996年)

       昨年3月を以て、北野高校での30年(最後の5年間は特別講師)の生活をおえ、無職の年金生活者となりました。5年前に初めて約1ヶ月半におよぶ入院生活を経験し、現在も月に1〜2回通院していますので、無病息災とは申せませんが、ベンキョーだけはやらねばと思っております。

       幸い先輩の深江浩先生(1967〜1973在職。『北野百年史』の共著者の一人)がオダテテ下さいますので、先生主宰の雑誌『あしかび』に昨年フランス革命史家マチェの文章の文字通りの拙訳をのせていただきました。細々とでもこの種のことは続けたいと思っています。

       小生にとっては「北野」は第二というよりも、精神的には真の母校です。いろいろ不十分な点はあるにせよ、「唯一の」学校です。『北野百年史』執筆を機に、本当にいろいろ学べたことを心から感謝しています。だから、(押しかけになっては悪いと思いますが)六稜同窓会にはいつでも喜んで協力いたしますから、御遠慮なく、必要なときにおっしゃってください。

      写真は今春、団体旅行でシチリアに行ったときのものです。セリヌンテ(古代ギリシア神殿遺跡)にて。


    Last Update : Sep.20,1997