恩師の近況1997

    酒井 孚(マコト)先生

    【英語】
    昭和12年〜昭和15年

       意見を申すよりは、希望として1つ。玄関の床面にあった「MCMXXX」のタイルは、新しい建物でも使って欲しい。勿論、年号の数字…の部分は変えて。

       昭和13年4月より、当時の3年生の SideReader として、Shakespeare の Hamlet (の抄訳 by Lamb )を使い、これを English through English でやることとなりました。その担当が教科主任の木村喜逸先生と馬場英一先生、それに駆出しの小生の3人が当ることになりました。木村先生は大ベテラン、馬場先生はアメリカ帰りの、これ亦ベテラン。小生は面喰ったことを覚えております。それが、7月に入り、小生モテアマシ気味で、木村先生に教えを乞いに参りました処「ナンダ。君。マダヤッテタノカ。僕はトウニヤメタ」とのご託宣。

       後年、豊中高女(現桜塚高校)へ転勤。1年担当の生徒の中に、永井徳子さんという人が居て「兄が北野で先生に習ヒマシタ」と言われて、ここでも、唖然としたことを覚えております。(永井さんは、確か大きな仏具商でした。徳子さんも70歳をお越えになり、それからその兄君は70代半ばか?)


    Last Update : Sep.20,1997