中井正明【なかい・まさあき】 |
河渕清子【かわぶち・きよこ】 |
第0回●執筆者紹介
64期コンビでお届けしまっさ
中井正明
(64期・なにわことばのつどい代表世話人)
河渕清子(旧姓:河野)
(64期・六稜WEB運営委員)
現在、浪速っ子の中井さんが「なにわことば」に嵌っているのも、彼の「ことば」に対する感性が既に北野時代から人一倍鋭かったからではないだろうか…。「なにわことばのつどい」は、代表世話人である彼を中心に「きれいな大阪弁を大切に後世に残したい」と願う方々で結成された会である。
大坂弁は語彙が豊富で、しかも省略が多く曖昧なだけに便利?な言葉なのだが、一方、甘口と辛口の言葉をまじえて曖昧に表現しているところに、「なにわことば」の奥ゆかしさがにじみ出ているようにも思う。
「船場ことば」が根源である「なにわことば」だから、そのはんなりと柔らか味のある情緒こそ「大坂の味」だし、何時までも失われたくないものである。